「カレーの雑学」
著者:井上岳久
発売:2007年
横濱カレーミュージアムのプロデューサーを務めた事があるカレー研究の第一人者、また経営コンサルタントの井上岳久氏によるカレーの本。
日本国内でどのようにカレーが広まっていったかがよくわかる、カレー好きの私としてはとても興味深い一冊でした。
この本を読めば、カレーがもっと好きになること間違いなしです。
そんな最初から最後までカレーの事しか書かれていない本書からのこぼれ話は、カツカレーについてのこんな話。
プロ野球。
巨人軍のミスターこと長嶋茂雄氏が付けた背番号3は現在では永久欠番。
そんなミスターの前に同番号を付けていたのが千葉茂氏。
二塁手として攻守を支え、ベストナインにも輝いた事がある名手だそうです。
そんな千葉選手。
行きつけの洋食屋では、いつもカレーとトンカツを注文していたそうです。
そしてある時から、カレーの上にトンカツをのせて出すようになり、お店はそれをメニューに加えたとか。
こうしてカツカレーが誕生。
料理について言えば、この手の誕生の仕方ってたまに聞きますよね。
何かは思い出せませんが、なんか似たような話、あった気がします。
カツカレー大好きなんですよね。
どこで食べても間違いない味。
私にとって千葉選手は偉大な発明家ですよ、本当。
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